事件発生・三億の賞金
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★@や*といった番号はセリフを合わせるためのタイミングポイント、▼内の番号は必要ないなら省いてもいい
スパイク、「早く打てよジェットぉ」
ジェット、「急かすな…ん…んー…ん!?お前少しは考えて打ってるのか?」
スパイク、「早くしろ」
ジェット、「いいか?このショーギってのはな、百手先まで読んで@始めて打つべき手が見えて来るもんなんだA」
スパイク、「@ふぁぁぁ…」
エド、「Aンー!!ンヒョー!!」
ジェット、「敵の打ちたい所へ打て。それが、このショーギって奴の極意だ。ただ考えなしに打ちゃ良いってもんじゃ…俺はココに打ちたいんだ」
スパイク、「待ったは無しも、ショーギのルールだろ?」
ジェット、「全く以って適当な男だなぁ。いいか?スパイク、このショーギって奴には、性格が出るんだよ。いつもそうやってその場のノリとか思いつきで行動してるだろB」
スパイク、「B早くやれよ」
ジェット、「お前、あの時人質が撃たれたらどうするつもりだった?」
スパイク、「そん時はそん時」
ジェット、「全く…たかが125万の賞金首にリスクが大き過ぎるんだよ。賞金稼ぎなんて仕事は、聞えより地味なもんだ。お前と組む前は、もっと安定した生活してたよ…ん?…お!?おぉそうそう!そうしようと思ってたのさ!どうだ!スパイク!」
スパイク、「(寝息)zzzzzzzzz…」
エド、「発見発見ー!ニャニャー!」
エド、「フェイフェイ?ピンポンだよ?えーとね、12号線の8番料金所通って、町の方に行ったよー」
フェイ、「オッケー、車と賞金首送ってエド」
エド、「あいあーい」
フェイ、「未成年か…ガキの御守りは苦手なのよね」
フェイ、「ん?」
フェイ、「違う?」
モブ、「(驚き)
フェイ、「?」
マーク、「CBCニュースの時間です…先ずは本日のトップニュースから。今日午前10時過ぎ、アルバシティー首都第7高速、レッドヒルズ付近で起きましたタンクローリーの爆発事故は、死者72名、重軽傷425名を出す、大惨事となりました。それでは現場から、ライリー記者が報告いたします」
ライリー、「ハイ、こちら現場です。現在事故車の撤去作業と共に、現場の洗浄が行われています。事故直後から、付近約3キロ圏内に居た人々が、次々に意識を失い倒れるといった事態に、一時一帯は、パニック状態となりました。しかし、事故から3時間が過ぎた現在は、ようやく落ち着きを見せ始めています」
マーク、「タンクローリーに積載せれていたものが、毒物の可能性があると言う事ですか?」
ライリー、「はい、警察では、何らかの化学薬品による爆発、或いは生物兵器の使用も考えられるとして、現場付近への立ち入りを禁止しています」
マーク、「爆発の原因は特定出来たんでしょうか?」
ライリー、「現在、まだ詳しい事は分かっていません。ただ、事故を起こしたタンクローリーなんですが、盗難届が出されており、何者かによる、バイオテロの可能性が高いと、警察では見ているようです。以上、現場でした」
ジェット、「どこもこのニュースだな…」
スパイク、「…デジャブ、かな」
ジェット、「ん?」
スパイク、「たしか、昨日の夜もカップラーメンだったような気がするんだが」
ジェット、「寝ぼけた事言うな、昨日も一昨日も三食カップラーメンだったろうが。忘れたのか?」
スパイク、「そうか、夢かと思ったぜ」
ジェット、「他のモンが良けりゃ、色々あるぞ?カップうどんにカップそば。紐を引いたら5秒でアツアツだ@カップ寿司なんてのもあるが、賞味期限が1年ほど過ぎてるな、それでも良けりゃA」
エド、「@フニャー…Aいただきまーす」
スパイク、「人間てのは、炭水化物ばっかり食ってちゃダメなんじゃねェかな…たんぱく質が必要なんじゃねぇか?」
ジェット、「何の話だ?」
スパイク、「肉は美味いって話さ」
ジェット、「今度はあんなザコじゃ無くて、もっと大物を捕まえるんだな」
スパイク、「(ラーメンを啜る)」
ジェット、「おいフェイ、そっちはどうだ?」
フェイ、「どうもこうも無いわ、聞いてくれる?」
ジェット、「ちょろいハッカーだから、競馬のついでに軽く捕まえてくるとか言って無かったか?」
フェイ、「妙な爆発に巻き込まれちゃってさぁ…あ、一本もーらい…馬は負けるし、ロクな事無いわよ…あ、これこれ」
ジェット、「お前ココに居たのか!?」
フェイ、「へぇ結構な事件だったんだぁ…ん?ウイルス?ありゃりゃ、化学兵器ねぇ、へぇ…ん?ちょっと、なにそれ。あんた達!ちょっとアインまで」
エド、「エンガちょ!バイキンマーン」
フェイ、「なによそれ!この」
スパイク、「わわっやめろ!」
マーク、「なお、火星政府は、この犯人に3億ウーロンの賞金をかけると発表しました」
スパイク一同、「3億!?」
エド、「にゃあ?」
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